2021年3月31日水曜日

野球観戦記 その4 オープン戦 JR東日本ー城西大 2021年3月29日

こんばんは、緊急事態宣言が明けまして有観客になりましたので月曜日は今年初めてJR東日本柏Gに行ってきました。
ダブルヘッダー第一試合の対戦相手は首都大学野球リーグ2部の城西大、昨秋は2部優勝を果たしたチームですね。

(両チームスタメン)
城西大は小森(岡山学芸館④)、原(明秀日立④)、鈴木(浜松商④)が昨秋の優勝時も主力メンバー
先発は中川響投手(岡山学芸館②)

JR東日本は控え組中心のスタメンといった様子。
先発は3年目の山田龍聖投手。1球団のスカウトが視察に訪れていました。

JRは初回、福武選手の安打などでチャンスを作り四番の大城選手のタイムリーで先制。

(タイムリーを放つ大城悠也選手)

しかしその後は城西大中川投手は立ち直り、小気味の良い投球で抑えていきます。
小藤翼選手に大ファールを打たれた後のベンチ前では「8番のガタイじゃない…」と呟いていました笑。

(中川響投手)

JR先発の山田投手は1,2回を抑えるも3回に変化球を3番原光貴選手に変化球を巧く拾われるタイムリー、続く4番鈴木泰秀選手には外高め直球をライトオーバータイムリー二塁打を浴びて2失点してしまいます。

(原光貴選手)


(鈴木泰秀選手)

4回、5回の山田投手は気合のこもった投球で無失点投球、オラッという声も漏れていました。
前回のかずさマジック戦では一人相撲の自滅気味の投球で心配しましたが、今回はゾーンで勝負する場面が多く内容的にはよかったと思います。
149キロを計測したという真っ直ぐをゾーンに投げ込めばそうそう打たれることはないはず、自信を持って投げ込んでいってほしいです。
先頭を出してしまった後のリカバリーは昨年から見ていて最大の課題だと思いました。

(山田龍聖投手)

6回からJR東日本は2年目の佐々木亮投手が登板。
昨年はオープン戦の登板がなく、今春対外試合デビューしたばかりで自分も初めて投球を見られました。
190cmの長身がより大きく見えるワインドアップ。
高いリリースポイントから角度のあるボールを投げ込み、球速は141キロ程度でしたが球速以上に威力がありそうでした。
まだまだ細身ですが、公式戦デビューを目指して経験を積んでもらいたいものです。

(佐々木亮投手)

佐々木投手がピンチを作ったところで柴田紘佑投手にスイッチ。
投手転向2年目ながら140キロ前半の直球を中心に丁寧なピッチングで3回を自責点0で投げ抜きました。

(柴田紘佑投手)

JRは最終回、城西大6番手の輿石投手から渡辺選手がタイムリーを放つも反撃はここまで。

(渡辺和哉主将)


(城西大3ー2JR東日本)

JR東日本 山田、佐々木、柴田
城西大  中川、竹丸、阪、鈴木慶、薗、輿石

(竹丸和幸投手・崇徳②)


(阪誠也投手・帝京第三③)


(鈴木慶人投手・日本文理④)

(薗雄斗投手・岡山学芸館③)


(輿石樹利投手・甲府商業③)

(大西千洋選手の送球シーン)


城西大は様々なタイプの投手でJR打線を翻弄、2部優勝を経験している3番原選手は2打点、球に逆らわない打撃が魅力だと感じました。
4番鈴木選手はそこまで大柄ではないのにパンチ力は十分、140キロ後半も記録した山田龍聖投手の速球を逆方向に長打を放った姿は印象的でした。

一方のJR東日本打線には控え組中心とはいえもう少し打ってもらいたかったです。

その中で気を吐いたのは新人の福武修選手。
長打が売りの選手ではないですが、初球からスイングしていく思い切りがあり2安打を放ち、相変わらず守備も軽快でした。


(福武修選手)


城西大はなかなか見る機会のないチームでしたが2部を制覇した自力を感じることができ、また見る機会があれば上記の選手らを注目して見てみたいです。

2021年3月27日土曜日

野球観戦記その3 春季東京都企業大会 鷺宮製作所ーNTT東日本 2021年3月25日

春季企業大会パート2、第二試合の感想です。

試合前には伊勢屋でおにぎりを頂きました、今回はシャケ、300円。
試合間には長蛇の列になることもあるので注意。
第二試合途中にはブレーカー云々でご飯が炊けてないアクシデントがあったとか?


(スタメン)
NTT東日本は元々強力な打線に中央大学でも主軸を打った内山京祐選手と法政大学の3番巧打者の中村迅選手の両新人が組み込まれたオーダー。
2年目の火ノ浦選手はスタベン。

鷺宮製作所も東洋大出身の小川翔平選手と拓殖大出身の野村工選手が揃ってスタメン出場。
先発も新人の東日本国際大出身佐々木大輔投手。

この試合で釘付けになったのは鷺宮の6番ライト野村工選手、初回のタイムリーなど3安打を放ちました。
NTT西日本の野村勇選手の弟さんだそうでお兄さんにも劣らぬワクワクするようなプルヒッティングをするので、これからの活躍に注目です!

(鷺宮製作所・野村工選手)

(NTT西日本・野村勇選手)

NTT東日本は名手下川さんにミスが出るなどこの試合3つのエラーを出してしまいますが
初回のピンチで向山基生選手のスライディングキャッチが飛び出します。
なぜ昨年プロにかからなかったのか?肩も強い守備面はプロでも上位だと思います。

(ベンチに戻る向山選手)

その向山選手は背番号が8番に変更されていました、前番号の31は元社会人野球選手のお父さんの番号だったそうですが、昨年同じタイトルを獲得したことでその父を超えるぞという意味も込めた番号変更だとか。

(背番号8の向山選手)

NTT東日本のルーキーでは中村迅選手がすんなり社会人野球に対応している印象で、広角に良い当たりを飛ばしていました。
彼がこの調子で三塁の定位置を掴むと二遊間に丸山選手、下川選手、上川畑選手、阿部選手らが競争することになり層が厚すぎてヤバいです(語彙力)。

(中村迅選手)

鷺宮製作所の佐々木投手は5回途中1失点で降板。
喜納選手には一発を浴びましたがピンチで声を出しながら投球し、荒れ球の真っ直ぐで押していくらしさのある登板でした。

(吠える佐々木大輔投手)

試合途中から予報になかった雨が降り出し撮影はほぼ断念。


スコア

鷺宮製作所 佐々木、山下、野口
NTT東日本 沼田、堀、熊谷、飯嶋

この試合の大田のガンは明らかにおかしくて、速球派の熊谷投手でも140乗らなかったりしていたのでメモっていませんでした。
第一試合は145くらいも計測されていたのですが…。


(堀投手)


(野口投手)

鷺宮製作所は12安打と打線が活発でしたが4得点というのは逆にNTT東日本の中継ぎ陣が粘ったということでしょう。
沼田投手の立ち上がりは誤算でしたが、打球を足に当てて降板するまでは粘り強く投げていました。

(沼田投手)

その他には鷺宮の山下弘暉投手は好リリーフ(写真はなし)
元社会人ベストナインにも選ばれた茶谷選手も好調
鷺宮のベンチがめちゃくちゃ元気で、クスッと笑える声援はこっちまで元気を貰いました。


第三試合はまったり観戦&途中離脱だったので写真はないですがJPアセット証券は守りが堅いチームで投手のバリエーションも豊富でした。
特に片岡優大投手のインコース攻めが気持ち良かった。

あとは全くのノーマークでしたが日本ウェルネススポーツ大学東京の向井紘裕投手が長身から角度のある直球を放る良い投手でした。
点は取られていたが後から出てきた投手と比べても別格の投手。

2021年3月26日金曜日

野球観戦記その2 春季東京都企業大会 セガサミーー東京ガス 2021年3月25日

 今シーズン2回目の野球観戦に行ってきました。
雨で順延したため贔屓チームであるJR東日本は見られませんが、東京都の企業も近年はなかなか見られていなかったので(元々この日しか行けなかったし…)久しぶりの大田スタジアムへ。

改修やコロナで大田スタジアムに来るのは2019年の首都大学野球秋季リーグ以来。


(スタメン)

JABAタイム(試合開始時刻より早くプレイボールする現象)発動により到着した頃には1回裏でした…。

東京ガスは主砲の笹川晃平選手をスタメンから欠いてもこの強力打線。
昨年主軸だった楠選手が9番打者に。
先発は右のエース臼井浩投手。

セガサミーは北川、大谷、平田、高本といった昨年まで大舞台での出場機会が少なかったメンバーをスタメンに。
中でも大谷選手は1年目の都市対抗予選でインパクトのある活躍をした強打者で今季が高卒3年目。
先発は國學院大出身2年目の横山楓投手。

序盤は臼井投手と横山投手の投手戦。
臼井投手はスライダー系を多投しつつも真っ直ぐも140キロ~144キロを記録するなど力はありました。

(サングラスが社会人のレジェンド佐竹さんみを感じさせる臼井浩投手)

初めて見る横山投手もガッチリとした体格から投げ下ろされる真っ直ぐに威力があり、球速表示は140前半が多かったですが表示以上の力は感じました。
(横山楓投手)

4回裏に試合が動きます、東京ガスがツーアウトから相馬、村田の連打と四球で満塁のチャンスを作ると久米健夫選手がセンターへしぶとくタイムリーを放つとセガサミーは左腕の井上投手にスイッチ。
しかし続く楠研次郎選手が詰まりながらライトへ力で運ぶ2点タイムリーを放つ。
かなり根っこのほうでしたが流石のパワーでした。
横山投手はツーアウトから球が浮いてしまったところを逃さず打たれてしまいました。

(タイムリーを放ってガッツポーズの久米選手)

(バットの根っこながらパワーで運ぶ楠選手)

セガサミーは直後の5回表、2年目の平田巧選手(立正大)がレフトへのソロホームランを放ちます。
レフトスタンドの最深部にライナー性で飛んでいくホームランでなかなか見られない軌道でした。
平田選手は昨年の春先のオープン戦でも見たのですがその時も力強いスイングをしていたのが記憶にあります。
(平田巧選手)
(平田巧選手 昨年春の関東学院大とのオープン戦)

次の回にも犠牲フライで得点をするも8回は宮谷投手、9回は石田投手で東京ガスは逃げ切りました。


セガサミー 横山、井上、飯田、久保田、舘
東京ガス  臼井、宮谷、石田

(久保田淳希投手)

(宮谷陽介投手)

感想・目立った選手

東京ガスが右のエースの力投と継投で逃げ切った試合でしたが投手陣ではやはり臼井投手の冷静沈着なピッチングですね。
ソロホームランと犠牲フライで失点はしましたがいずれも最少失点で切り抜けて流れを渡さなかった投球は見事。
臼井投手は先発で長いイニングを投げても四球を出さないところも素晴らしいポイントで今日も7回を投げて1つだけ。
これからも東京ガスを支えるエースに君臨しそうです。
昨年はJR東日本に補強で来てくれましたがやはり東京ガスユニフォームが似合いますね。
(臼井投手)


打撃陣は強打者が揃っていますが今後注目したいのが6番サード、8年目の村田穏行選手
昨年は新人の北本選手に都市対抗予選のスタメンを譲る場面もありましたが、しぶとい打撃と繋ぐ場面ではきっちりバントを決めて存在感がありました。
強打者タイプの間になんでもできる打者を置くと打線の潤滑油になりますし、元々強打が売りの村田選手がしぶとい打撃で復活してくると後ろを打つ若い打者が楽に打てると思います。
(村田選手)

更に2年目ながら好守巧打が素晴らしい相馬優人選手はマルチ安打に守備でもよく声が出る。
3,4番の2人とはタイプは違いますが5番を任されるだけはあるミート力でした。

(相馬優人選手)

この打線に主砲の笹川選手が戻ってくるでしょうし、今年の東京ガスは強そうです…。


セガサミーも負けはしましたが、飯田投手、久保田投手、舘投手のリリーフをした若い投手の粘りは素晴らしかった。
(飯田投手)

横山投手も序盤は内容が良かったですし、初めて見る投手が多い中で今後も注目したいと思える投手をたくさん見られたのは個人的にもよかったです。
攻撃面では一発長打あるセガサミー打線ですがこの日はやや不発か。
東京ガスと同じ6安打ですが牽制死もありましたし四球の少ない臼井投手相手なので少ないチャンスをモノにした方かもしれません。
大事な大会までには無安打だったキーマンの本間選手らが仕上げてくるでしょうし、仕上がった打線にこの日ホームランを放った平田選手がどう組み込まれるか楽しみです。

JRファンとしての感想は都市対抗予選での対戦が怖い両チームだと思いましたね…。
今年はエースが抜けて投手陣の整備が急務なだけに強力打線は怖い怖い…
(※第二試合のNTT東日本も鷺宮製作所も強力打線&投手陣でした)

2021年3月21日日曜日

【我流】ニコニコ動画の手描きMAD(OPパロ)の作り方

 今回は自分が2019年から定期的に作っている手描きMADの話です。

なぜ手描きMADを始めたか?と言いますと好きな配信者のパワプロ/栄冠ナイン配信を野球アニメをパロってMADを作ったら面白いんじゃないか!と思ったのが始まりです。

そう、好きな配信者は加藤純一(うんこちゃん) 2013年頃から見させてもらってます。

加藤純一さんの視聴者はうんこちゃんMADというタグを使い様々な動画を投稿していて、中にはとんでもない技術を持った猛者もいます。
僕にはそんな技術も独特な笑いを生み出す才もないので、莫大な時間を使って作り出す手描きMADに挑戦してみることにしました。

自分が使っているもの

・CLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)

クリスタは主に絵を描くことに使う有料ペイントソフト。

・Aviutl

これは動画を編集する無料ソフト。
初心者にはちょっと難しい部分もあるが調べると解説ブログがたくさん転がっているので助かる。

以上。


作業工程

1.まず素材を用意

自分で作ってみたいOPを引っ張ってくる
OP以外にも背景等で使いたい動画があればそれも


2.Aviutlで連番出力

OPを一枚一枚の画像にします
連番出力はAviutlの公式からプラグインをダウンロードして使う


3.トレースする

一枚一枚の画像をクリスタでせっせと描きます
と言っても連番出力すると同じ画が何枚も続いていることが多いので
連続で見ていって画が変わった部分(キーフレーム)だけを描く
自分の場合は顔を配信者に似せて描くためその分の素材も別でスクショして集めました


4.Aviutlに描いた画をOPと同じフレームに貼り付けていく

OPを読み込んでおいて、描いた画を同じコマに入れていく
こんな感じ

自分は少し描き終わったら入れていくというスタイルでした
理由は途中経過を見て進んでる感じをモチベーションにしたかったから


5.Aviutlのツールを使って表現を入れていく

集中線やぼかし、手ブレ、光など描くだけでは難しいところをAviutlでやっていきます


6.エンコードして完成

普通のエンコードでは容量が重すぎてカクつくので「x264guiEx」というプラグインを導入します
これならどんな力作でも高画質低容量で完成します

自分が初めて作った完成品がコチラ(ヘタクソ注意)
ダイヤのA一期OPを加藤純一界隈の生主にパロディした作品

昨年作ったお気に入り
ワンピースのOPパロ


もっと効率の良い作り方はあるかもしれませんが、今回は自分が実際に作っている方法を書いてみました、参考になれば幸いです。
ポケセン封鎖で新しい手描きMADを作ろうかなと構想はしていますがなかなか踏ん切りがつかない・・・。

野球観戦記その1 日本製鉄かずさマジックーJR東日本 2021年3月11日

はじめに

今年初めての観戦は千葉県君津市まで足を伸ばし、かずさマジックのグラウンド(君津球場)にやってきました。

2年前に一度訪問した球場でしたが、普段の電車移動とは違い高速バスを使うのでいつもとは違ったワクワク感があります。


日本製鉄かずさマジックは元千葉ロッテマリーンズで活躍し、晩年にはかずさマジックに在籍したサブマリン・渡辺俊介さんが監督を務めるチームです。
WBCでも活躍した同監督が選手交代やタイムを取ってマウンドに向かうシーンは、どうしても注目してしまいます。


例年なら1月の練習から見ているJR東日本ですが、今年はコロナの影響で球場が開放されていなかったので新チームを見るのはこの日が初めて。

5北野
4杉崎
8佐藤
2渡辺
3丸子
7近森
9服部
D倉石
6福武
P山田

スタメンの中で目を引くのは1番サードの北野樹選手(天理高校)。
本職は捕手ながら1年目の昨年は内野でもノックを受けていました。
昨年の春キャンプで広角に安打性の打球を飛ばす姿に驚かされた選手で、背番号が36番から0番に変更されました。

8番の倉石匠己選手(中央大)9番の福武修選手(立命館大)は共に新人選手。
投手の山田龍聖投手(高岡商)は今年ドラフト指名解禁となる注目株。
スカウトも1球団来ているようでした。

目立った選手は?


この試合で目立ったJR東日本の選手は先ほども挙げた北野選手、福武選手、5番の丸子選手、2番手で登板した河浦投手の4選手でした。


北野選手ですが、まずパッと見て太ももがすごく大きくなっていると感じました。
それに伴いスイングも力強く、長打性のファールを含む2安打1打点。
試合前までは高卒2年目なのでレギュラー争いに参戦するくらいかなと思っていましたが既にレギュラーかのように当たり前のようにヒットを放つ姿に正直驚かされました。
他のオープン戦でも結果を残しているようで、今後が非常に楽しみになりました。
高卒は2年目まで対象である都市対抗の若獅子賞を目指してほしいところです。


福武選手は1安打でしたが、その1本に持ち味が凝縮されていました。
外野の頭をギリギリ超えていく三塁打で、滑り込むことなく三塁に到達した脚力はなかなかのものだと思いました。
速球への対応や守備の送球が少し気になったのでこれからプレーのムラをなくしていってもらいたいです。



丸子選手は先制2点タイムリーにセンター左へのホームランを放ち2安打3打点の内容。
ホームランは元プロの左腕オスカル投手からで、左対左でも苦にしないところは流石でした。


この日の河浦投手は2イニングを抑えた次の回に突如荒れてピンチを作ったまま降板してしまいましたが、最初の2イニングにインパクトがあったのでピックアップしました。
ストレートで空振りを奪うシーンが多く、キャッチャーの構えたところに決まったストレートは威力十分でした。
変化球のコントロールに苦労していましたが今後の期待が持てる内容だったと思います。




かずさマジックでは深田投手、村上投手、吉田選手、奈良原選手が印象に深く残りました。


深田慶太郎投手は平成国際大出身2年目の左腕。
オーバーよりややスリークォーター気味のフォームから制球良く投げ込んでいました。
インコースに切れ込むような変化球で三振を奪うシーンもあり初めて見ましたが良い投手だと思いました。


村上英投手は富士大出身の3年目右腕。
ENEOS→DeNAベイスターズの齋藤俊介投手を思い出す投球フォームでカウントを整える左打者のバックドアスライダーに、真っ直ぐの投げっぷりが素晴らしかったです。


バッターで印象深い活躍をしたのは吉田開外野手。富士大出身2年目。
快音を連発した強烈なスイングは1人別格な打者のようで、山口投手のインコースの厳しいボールを引っ張ってツーベースにした打席は特に印象に残っています。
大学時代にプロからも注目された逸材で今年のプロ入りを狙っているでしょう。


クセモノ内野手としていやらしく感じたのは奈良原稔也選手(東北福祉大出身2年目)です。
バントをそつなくこなし、山田龍聖投手の外ストレートをレフトに逆らわないバッティングを見せ、走塁では次の塁を果敢に狙うシーンがありまさにクセモノでした。
かずさマジック全体に小技を駆使し、先の塁を狙っていく走塁が浸透している印象でチームカラーに合った選手だと思いました。


他にも目立ったというほどではないのですが、横浜高校→國學院大の新人・戸堀敦矢選手を横浜高校以来に見る事ができて、こんなにガタイが良くなったのかと驚きました。


JR東日本の今後の注目ポイント

次の観戦で見てみたいのは日大出身の新人・小谷野楽夕選手です。
これまでのオープン戦でも好投しているらしく早く見てみたい投手です。
昨秋のリーグ戦では140キロ程度で3完投を記録しているようでしたが、昨夏のオープン戦では150キロを、今春も149キロを出すなど出力も高いようです。
21日から始まる東京都企業大会でデビューすることは間違いないでしょう。

この日は乱調となってしまった山田龍聖投手の巻き返しにも期待したいですし、昨年見られなかった高卒2年目の佐々木亮投手、篠田怜汰投手の実戦登板も早く見てみたいです。

それではこの辺りで失礼します。ここまで見ていただいてありがとうございました。