2021年6月9日水曜日

野球観戦記その18 大学野球選手権 桐蔭横浜大×国際武道大 2021年6月7日

 

スタメン
国際武道大は1番セカンドの藤本誠啓(東海大市原望洋④)がリーグ戦では.474 2本塁打。
4番サードの菊池穣二(東海大相模④)は.340 1本塁打 9打点。
5番DHの渡部海夢(東海大甲府①)は1年生ながら.304 14安打 7打点の有望株。
先発の原田桂吾(北照③)は特徴的な左サイドスローエース。

桐蔭横浜大は1番センターの金井涼太(樹徳③)が.370 1本塁打。
2番の平野翔(中央学院③)、3番の山根一輝(岡山理大付④)も3割超えの巧打者。
4番捕手の吉田賢吾(横浜商大高③)は.380でリーグ戦MVPの強打者。
自分の一推しは6番サードの吉田晃誠(前橋商業③)で.326 1本塁打の右打者。
先発の菊地大稀(佐渡④)はリーグ戦途中に復活を果たした四年生右腕。

国際武道大5-3桐蔭横浜大
投手リレー
国際武道大 原田、山本、板川
桐蔭横浜大 菊地、山崎、伊禮

力の拮抗したチーム同士のシーソーゲームを制したのは国際武道大でした。

2回表、国際武道大は7番の籾山のレフトへのヒットで1点を先制すると
2回裏に桐蔭横浜大は4番の吉田賢吾がソロホームランを放ち同点

桐蔭横浜大・吉田賢吾

5回裏に桐蔭横浜の9番岸本が四球で出塁し二塁盗塁、三塁盗塁を決め1番金井が犠牲フライを放ち勝ち越し

桐蔭横浜大・金井涼太


6回表、国際武道大はツーアウトから連続四死球でチャンスを作ると6番塚越のタイムリーで同点

国際武道大・塚越大貴


7回裏、桐蔭横浜大は金井が死球で出塁すると盗塁を決め犠打で一死三塁を作ると山根の内野ゴロの間に1点勝ち越し、無安打で1点をもぎ取る

8回表、国際武道大は相手のエラーと高嵜のヒット、ボークで二、三塁の大チャンスを作ると内野ゴロの間に1点を追加し同点に追いつく

8回裏に桐蔭横浜大は一死二塁のチャンスを作るもリリーフした国際武道大の板川投手がピンチをしのぐ

国際武道大・板川佳矢

9回表、国際武道大はツーアウト一塁から1番の藤本がセンターオーバータイムリースリーベースで勝ち越しに成功すると2番の宮内もタイムリーで2点リードを奪う

国際武道大・藤本誠啓

9回裏もチャンスを作った桐蔭横浜大だったが国際武道大が振り切りゲームセット



国際武道大の先発原田は左サイドから140キロ前半を連発し、桐蔭横浜大の好打者たちを苦労させていましたが、四死球が5つと多く、そこを桐蔭横浜大に付け込まれましたね。

桐蔭横浜大の先発の菊地は初回のタイムリーはアンラッキーなものでしたが6回のツーアウトからの連続四死球の後にタイムリーを浴びたのは勿体無かったですね。
MAX144キロでしたが奪三振を9つ奪う辺りは流石でした。
元々は春からエース級の活躍を期待された4年生ですし、秋のリーグ戦はフル回転に期待したいです。


最終的に試合を分けたのは投手継投でしょうか、国際武道大は原田投手とWエースを形成する板川投手を投入して逃げ切りましたが、桐蔭横浜大は今春活躍を見せた2年生左腕の古謝を使うことなく敗れてしまいました。
次戦の先発のために温存したのか、それとも…と勘ぐってしまいますが…。
国際武道大の板川投手は久しぶりに見られましたが相変わらずの投げっぷりから球速も伸びていて上のステージが見えてきた印象。楽しみです。

一押しの桐蔭横浜大の吉田晃誠選手は2安打2四死球とリーグ戦同様巧打を披露。
4番の吉田賢吾選手も4安打1本塁打の大暴れで、桐蔭横浜大の3年生の吉田コンビは注目の価値アリです!
桐蔭横浜大・吉田晃誠

桐蔭横浜大・吉田賢吾



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