2021年4月26日月曜日

野球観戦記 その10 神奈川大学野球リーグ 横浜商大ー鶴見大(桐蔭横浜大ー松蔭大) 2021年4月24日


横浜商科大6ー3鶴見大
横浜商大 飯田、米井
鶴見大  森、千葉、赤澤

横浜商大は2回に塩月、鷲田、吉村(大)、須田、八幡の五連続タイムリーで5得点。
鶴見大の先発の森弘樹投手(相原④)は初回に146キロを計測したものの大量失点してしまい投手強襲の当たりでマウンドを降りる結果に。

(森弘樹投手)

商大先発のドラフト候補・飯田琉斗投手(向上④)は6四死球を出しながらも145~150キロの直球と高速チェンジアップ、フォーク、カットボール、スローカーブを駆使し粘りの投球で7回2失点でまとめます。
昨年までは打たれ始めると止まらない印象がありましたがこの日は味方の好守備にも助けられ大量失点はしませんでした。
多彩な変化球を使って投球にメリハリを出していた辺りは実戦力が出てきてるのかなと思いましたね。

(飯田琉斗投手)

鶴見大は2回途中からロングリリーフしたアンダースローの千葉大地投手(堀越③)が商大打線を翻弄する好投。
8回途中まで無失点で試合を落ち着かせました。


(千葉大地投手)

商大は9回に八幡剛選手(横浜商業④)のライトフェンス直撃のツーベースで追加点。
八幡選手はこの日3安打を放ち、180cm94kgの体格からパワフルなスイングで強烈な打球を飛ばしていました。


(八幡剛選手)

鶴見大は9回にノーアウト満塁のチャンスを作るも反撃は犠牲フライの1点のみでゲームセット。

(鶴見大・佐藤駿平選手)


(横浜商大・鷲田亮太選手)


この試合で個人的に一番驚いたのは横浜商大の正捕手・粟田千宙捕手(愛工大名電③)の二塁スローイングでした。
序盤に盗塁を決められるもそのスローイングも正確なものでしたし、その後2回の盗塁阻止で飯田投手を救いました。
去年もスタメン出場をしていましたがスローイングは更に磨きがかかっていますね。
低く伸びていくスローイングは西濃運輸時代の松本直樹(現ヤクルト)以来の衝撃でしたしこれから更に注目されていってほしいです。


(粟田千宙選手)


桐蔭横浜大ー松蔭大は途中で球場を抜けた時間もあるので目についた選手だけ。

先発の古謝樹投手(湘南学院②)は投手らしいスラッとした体格のサウスポー。
序盤から真っ直ぐ中心の組み立てで8回無失点の好投でした。
確認できた中で最速は145キロ。2年生から1戦目の先発に起用されるだけある将来性のありそうな投手でした。


(古謝樹投手)

全体的に振れる選手の多い桐蔭横浜大の中では吉田晃誠選手(前橋商③)が3安打1打点。
すり足打法から積極的な打撃が印象的。

(吉田晃誠選手)

間の取り方が好きなタイプだった金井涼太選手(樹徳③)も今春高打率をマークしているだけある打者だなと思いましたね。


(金井涼太選手)

四番キャッチャーの吉田賢吾選手(横浜商大高③)は今春高い打率を残している打者。
二塁スローイングが乱れていたのが気になりましたが外野手から復帰したばかりとのこと。
強打者ですし今後も注目していきたい。


(吉田賢吾選手)


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