2021年6月8日火曜日

野球観戦記その16 大学野球選手権 天理大×石巻専修大 2021年6月7日

プロ野球はちょこちょこ行っていたんですが約一ヶ月ぶりのアマ野球観戦になりました。
2年ぶりの大学野球選手権ということで、この日は2019年の大阪市長杯で見た天理大、気になる選手のいる上武大×西日本工業大、お膝元の神奈川大学リーグから出てきた桐蔭横浜大と国際武道大の好カードが揃う神宮と、昨秋見てファンになった富士大学の試合を見るために東京ドームの第四試合までハシゴをして見に行きました。

第一試合スタメン

天理大は1番センターの山尾拓摩(川之江④)、9番セカンドの久後健太(明徳義塾④)が2年前に見た頃からスタメン。
当時から投げていた井奥勘太(立正大淞南④)がエース。
4番ファーストはリーグ戦で2ホームランの近藤遼一(八戸学院光星②)

石巻専修大は1番セカンドの小川泰世(東陵②)、4番ファーストの小林純也(聖和学園④)、7番サードの高橋豪(一関学院③)がリーグ戦で3割以上を打ったバッターも、ホームランを打っている選手はいない模様。


石巻専修大は1回表に1番小川のヒットと四球でチャンスを作るも天理大先発・井奥の粘り強い投球で無得点。

天理大は1回裏に山尾のツーベースでチャンスを作り、3番の友杉篤輝(立正大淞南③)が先制タイムリー、チャンスを拡大した後に藤森涼一(明徳義塾③)の2点タイムリーで追加点。

ツーベースを放つ山尾

先制タイムリーの友杉

2点タイムリーの藤森

3回裏に天理大は友杉、近藤の連続ヒットでチャンスを作るも石巻専修大の先発・齋藤智也(米沢中央④)が三者連続三振で切り抜ける。
石巻専修大の先発・齋藤

その後も天理大はチャンスを作るも4回から継投に入った石巻専修大の前に牽制死や犠打失敗併殺などでチャンスを潰すが、エース井奥は動じず3点差のまま8回裏へ。
天理大のエース井奥

8回裏に石巻専修大がエラーと暴投でピンチを招くとすかさず天理大の藤森がセーフティと盗塁でチャンスを拡大し、内野ゴロの間に追加点。
更にツーアウト満塁から3番友杉がセンターオーバーの3点タイムリースリーベースを放ち大会規定によりコールドゲームとなった。

3点タイムリーの友杉

試合結果

天理大   井奥
石巻専修大 齋藤、渡邉、渋谷、小野、清水

天理大はどこからでも足を使った攻撃ができる機動力野球で、井奥投手を中心とした守りも堅かったですね。
井奥投手は打たせて取る投球にフィールディングも機敏で野球センスを感じる投手でした。
真っ直ぐの球速は140キロ出ないぐらいなのでプロ受けするかは微妙ですが…。

野手で目立ったのは3番の友杉篤輝選手。
2本のタイムリーを含む4安打4打点に2つの盗塁も記録し、まだ3年ということで今後が楽しみになりました。
友杉選手

2年前から出ていた山尾、久後の2人もらしい活躍をしていました。
山尾は一打席目から自分のスイングでツーベース、四球で出ればすかさず盗塁を決めると、久後もリーグ戦では打率が低いものの外野まで力強い打球を飛ばしていて成長を感じましたし、守備は美技で魅せてくれました。
好プレーを見せた久後とエース井奥

一方の石巻専修大はリーグ戦の打率同様に好投手井奥を打ち崩せませんでした。
守備面ではショートの門脇瑠太(九里学園④)主将が好プレーを見せ、投手陣では渋谷祐太郎投手、清水駿投手が140キロ中盤を記録。
門脇主将

渋谷投手

清水投手


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